簿記の役割と重要性
会社の場合一年間ごとに区切りを設け、「いくら儲かったか」 財産や借金がいくらあるかを明らかにして、公表する義務があります。そこに簿記の重要な役割があるのです。
会社には 決算報告の義務がある
会社は一年単位で(事業年度・または会計年度とも言います)
① いくら収入があったか、費用がどれだけかかったか、そしてその結果 いくら儲かったか
② いま現在、会社(お店)には、財産がどれだけあるか、逆に借金はいくらあるのか
を明らかにしなければならない
損益計算書と貸借対照表
① 一年間の収入と費用、儲けをあらわす表を 「損益(そんえき)計算書(けいさんしょ)」
② 会社に財産や借金がそれぞれどれだけあるのかをまとめた表を「貸借(たいしゃく)対照表(たいしょうひょう)」 と呼びます。
この二つをあわせて 「決算(けっさん)報告書(ほうこくしょ)」として公表するのです。
簿記の大きな役割のひとつはこの「決算報告書」をつくることにあるのです。
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